Forうたかさん。
12/23/2001 (Sun) 23:56:01

−−−聖夜の誓い−−−

クリスマスの夜。

うたかは自分の家へと息を切らせながら走っていた。小脇には駅前で小一時間も並んで買ったケンタッキーのパーティセット。今日はクリスマス、亜依と一緒にパーティをする約束をしていたのだ。
家の鍵を開けるのももどかしく乱暴に玄関に飛び込むと、パァーン!とクラッカーの音。
「おかえり!うたかくんっ!」
亜依はどうやらうたかが帰ってくるのを玄関でずっと待っていたようだ。
「あ、あ、ただいま…」
(亜依…玄関で待っててくれたなんて…)
「あー!ケンタッキーだぁ!ねぇねぇうたかくぅん、早くお部屋行こっ?」
うたかが抱えていたケンタッキーの包み箱を見つけて亜依が歓声をあげる。普段のハードスケジュールで疲れているはずなのに亜依はそれを感じさせない元気さだ。
(それだけ今日を楽しみにしてくれてるって事かな?)
等と、うたかはぼんやり考えながら腕を引っ張る亜依についていく。もう居間にはパーティの準備が出来ており、亜依が書いたらしい、まだ幼さの残る字で「Merry X’mas!」と書いた垂れ幕がカーテンに留められている。コタツの上には小さなクリスマスケーキが。
「はやくー!ケンタッキー!」
と、亜依がうたかを急かす。つい気を抜くとボーっとしてしまいそうな感覚を振り払い、うたかはケンタッキーの紙バックからチキンを取りだし、亜依の準備したお皿に盛り付ける。
「はーやくっ!はーやくっ!」
亜依の目はこれからはじめるパーティー(と、ケンタッキー)を前に目が輝いている。うたかは手早く準備を済ませ、亜依の向かいに座る。
「ねぇ良い?準備OKですかぁ?」
「うん、大丈夫だよ」
うたかがそう言うと亜依が自分の脇に置いてあったクラッカーを取りだし、
「はい、うたかくんもねっ♪」
と、うたかにクラッカーを渡した。そして2人、せーので、
「メリー!クリスマース!」
そして今日と言う日であれば日本中に繰り返されているだろう幸せな日常が、うたかと亜依の小さいながらも幸せなパーティーが始まった。

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その、幸せな時間を2人はゆっくりと味わっていた。
「なぁ亜依」
うたかはワインを一口飲んでから亜依に尋ねる。
「なぁに、うたかくん?」
「僕らが一緒に住んでどれくらいになるっけ?」
亜依は少し視線を上げ、指折り数える。
「うたかくんと会ったのが亜依がこっちにきてすぐで…それからしばらくしてから一緒に住み始めたんから…もう一年半以上だよ」
「そっかー、もうそんなに経つのか」
そう、うたかがつぶやくと亜依は突然、真面目な顔になり身を乗り出す。ちょっとだけ真剣で、見ようによっては少しだけ、ほんの少しだけ色気を感じさせる瞳。
「亜依も一年半で大人になったよ?」
うたかはそれを見て、しかしわざとその視線に気がつかないかのようなそぶりをする。
「そうかなぁ?」
「亜依、大人だもん」
亜依は明らかに不満そうな顔をして、フライドポテトを一本つまんで口にほおった。
「例えば…どこが大人になったの?」
うたかはワインを口にしながら何気なく亜依に聞く。亜依はうーん、と少し考えた後、
「最近、亜依の胸も大きくなってきたんだよー?」
と、言った。うたかはそれを聞いて耳の奥が熱くなるのを感じる。亜依がコタツから立ち上がり、うたかの隣に寄り添うように座りこむ。
「ねぇ、うたかくんー」
自然に亜依と口付けを交わす。もう何度目か数えられないほど交わした口付け。やわらかな唇の感触や鼻孔をくすぐるかすかな髪の匂い、うたかの中で凶暴な何かが暴れようとしているのをうたかは自覚し、それを必死に抑える。
「んっ…うたかくん…んくっ…亜依を…」
亜依がしがみつくようにうたかの唇を求める。今までキスを交わしたことはあっても今回のような思わぬ積極的な亜依の行動にうたかは戸惑う。
(亜依はまだ13才なんだぞ)
(第一、お前は亜依を幸せに出来るのか?)
つまらない自問自答が頭の中を駆けめぐる。数瞬の後、なんとか落ち着いたうたかは理性を総動員して亜依から唇を離す。
「っまだ…」
うたかはゆっくりと吐きだすように言葉を続ける。
「ま、まだ亜依は子供だよ」
そう言うと亜依はどうしようも無く寂しそうな顔をした。うたかはそんな亜依の表情をまともに見る事が出来ず、ワインを思いきり煽る。
「うたかくん…」
一気に急上昇した血圧のせいでアルコールがいつもよりずっと早く身体に回る。
うたかは情けなさと不甲斐なさの混ざったどうしようも無い気持ちのまま、またワインを煽った。

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ゆさゆさ。ゆさゆさ。誰かに身体を揺らされている?うたかはアルコールのせいで朦朧としていた頭をなんとか動かし、仰向けになる。どうやら寝てしまっていたようだ。目を開けると亜依の顔、うたかを揺すっていたのは亜依のようだ。
「なぁ、うたかくん。うたかくん」
なぜかちょっと視線の定まらない目で亜依がうたかの名を呼ぶ。
「…ん、ふん?」
寝ぼけ頭のままうたかは亜依の顔を見上げる。
「亜依の事、本当に好き?」
「…な、なにを突然…」
「ねぇ、本当に亜依の事好き?」
さっきまでとは違い、いつになく亜依の真面目な目。
「す、好きだよ。好きに決まってるじゃないか」
うたかは目をこすり、自分の横に座り自分の事をじっと見つめる亜依を見る。どうもオカシイ、と思いテーブルの上を見ると空になったワインボトルが。
「…!亜依、お前ー」
と、うたかが口を開こうとした瞬間。亜依が仰向けに寝ているうたかに覆い被さるように迫ってきた。
「亜依は、うたかくんの事が好き、なんでうたかくんは亜依に…」
少しでもあごを突き出せばそのまま亜依の唇を奪ってしまえそうなほどの至近距離、心地よいシャンプーの香り、そして強いワインの香り、さっきまでの眠気などふっとんでしまい、うたかはもう現状に流されることしか出来無い。
「ど、どうしたんだよ亜依…」
「中澤さんが言ってた。好きだったらその人の全部が欲しくなるって!」
加護の目にはうっすらと涙が浮かんでいる。密着した亜依の身体から伝わってくる体温を酷く熱く感じる。柔らかく小さな身体。
「亜依はずーっとうたかくんと一緒に住んでるのに…」
亜依はこらえきれない涙を流し始める。その涙はポタリポタリとうたかの顔に落ちる。涙は暖かく、泣きじゃくる亜依の吐息は熱い、うたかは少しずつ自分の身体が昂ぶり始めるのを実感する。
「亜依をうたかくんの…ええと…その」
亜依は泣きながらも恥ずかしそうにうたかの顔を見る。
「いいの…か?」
わずかに残った理性を総動員して衝動を抑えながら、うたかはたずねる。亜依はコクン、と小さく肯いた。
そしてうたかの掌が亜依の頬をそっと包んだ。

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「…うたかくん…」
恥ずかしさを隠すためだろうか亜依がうたかの胸に顔を埋ずめるように抱きつく。
「…亜依、顔を上げて」
うたかがつぶやくように亜依に語りかける。
「…んー」
亜依が顔を上げる、瞳が潤んでいる。うたかは亜依の前髪を上げおでこにキスをする。そのまま左の頬から唇へ、何度もついばむような軽いキス。亜依もそれに答えるようにうたかに顔を寄せる。
「亜依、かわいい…」
うたかは正直な気持ちをそのまま伝える。亜依はちょっとびっくりしたような顔をするが、
「うたかくんも、すっごくかっこいいよ」
と、微笑みながら、また軽くキス。続いて亜依の柔らかな頬に唇を移し、そのまま首筋へ。
「…んっ」
亜依がくすぐったそうに首を縮める。しかしうたかは亜依の首筋を攻める事を止めずに肩口から喉元まで丁寧にキスを続ける。
「やぁ、うたかくんくすぐったいよ…」
亜依が小さく非難の声を上げる、その声を聞いてうたかはキスの矛先を亜依の耳に変えた。小さくて熱い亜依の耳を甘噛みするようなキス。
「…っ!」
亜依の身体が僅かにゆれる。うたかはそのまま亜依の耳を舐めるようにキスを続ける。亜依はそれにじっと耐えるように目を閉じている。うたかにしがみつく腕に力がこもり、こらえきれない声が唇から漏れる。
「はっ…ぅんっ…うたかくん…」
うたかは耳を攻めながら開いた手で亜依の髪を撫でる。何度も、優しく。
亜依の髪から香るシャンプーの心地よい香りにうたかは何度も意識が飛びそうな感覚に陥る。それを振り払うようにうたかは耳、首元、亜依のちょっと大きめのセーターから覗く肩口をついばむ。
亜依は上気した表情で何度も荒い呼吸を繰り返す。するとうたかの視界にセーターに隠された、まだ女性としては大きいとは言いがたい胸が目に入る。
うたかは亜依に覆い被さるように迫り、鎖骨の間にキスをする。そしてセーターの上からそっと、胸を包むように愛撫を始める。傷つけないように出来るだけ優しく、ただ撫でるだけのような愛撫。
「…!」
亜依は胸の異変にすぐ気づいたのだろう、ビクンッと身体が硬直した。うたかはそんな亜依を思いやるように尋ねる。
「…大丈夫?嫌なら…わぷっ」
突然、亜依が大きく首を振ってうたかの頭を両手で抱きしめる。
「ううん、全然嫌なんかじゃないよ…」
うたかは急に抱きしめられたことに驚いたがすぐに身体から力を抜き、亜依に抱きしめられるままになる。そして手は少しづつ明確に小さな胸を刺激し始める。セーター越しでもわかる柔らかな胸。
亜依は胸の愛撫を受けとめるようにうたかの頭を撫でる。うたかは少しずつ亜依の吐息がまた荒くなってきているのに気が付く。うたかは手をセーターの下に滑りこませる。
「はぁっ…」
亜依はもう自分から漏れる吐息を隠そうともせず、うたかに自分の身を全て任せている。
「セーター…」
「ん…?うん…」
うたかは亜依のセーターの裾に手を掛け、少しずつ捲りあげていく。亜依もそれに協力するように腕を上げる。セーターが脱がされると亜依の胸を隠している最後の1枚、少しだけレースで飾られた真っ白なブラジャーが露わになる。うたかは亜依の胸から視線を離せなくなる。
「…綺麗だよ」
「やだ、もう。恥かしい…うたかくんも脱いで…」
うたかも自分の着ていた上着を手早く脱ぐ。
「あったかーい…」
亜依を抱きしめると、直接肌から伝わる温もり、柔らかさが心地よい。
そして空いた手をブラジャーに伸ばす。亜依の鼓動を直接感じる事が出来るのでは、と思える程、亜依もうたかも心臓は高鳴っていた。
うたかはおぼつかない手つきでブラジャーのホックを外す。亜依はそれに気がつき自分の胸を両手で覆ってしまう。
「いい?」
うたかは亜依にたずねる。すると亜依はゆっくりと胸を覆っていた両手を降ろす。うたかがブラジャーを取り外すと亜依のまだ誰も受け入れた事の無い真っ白な胸と、その中心の小さな蕾が露わになった。うたかはゆっくりと蕾に口付けをする。
「んっ…あっ…」
両手で胸をやさしく揉みしだきながら同時に口付ける。亜依はその感覚を堪えるようにギュっと目を閉じるが小さな唇から声が漏れてしまう。
(亜依…ちゃんと気持ち良くなってるんだ…)
うたかは殆ど無我夢中になっている頭の片隅でそんなことを考える。そして胸を攻めていた手をそっと亜依のおへその辺りにゆっくりと降ろしていく。発酵したてのパン生地のような暖かく柔らかい肌。その感触を味わうようにゆっくりと撫でまわす。そして、そのまま手は亜依の腰を経て太股にたどり着く。
「…んー…」
うたかは亜依の腰がうわずっているのに気がつく。亜依はしっかりと『大人の女』としてうたかに身をまかせ、その始めての感覚を受け止めているのだ。
太股の内側を丹念に撫で回す。亜依は切なそうに両足をよじらせる。
「…亜依、気持ち良い?」
うたかはホンのちょっとした悪戯心で亜依にたずねる。
「いやぁ…恥ずかしい…」
亜依は自分の顔を隠すようにしながら、そうつぶやく。
「やっぱり、僕じゃダメなのかな?…」
亜依がそういう言葉に弱いことを知っていて、尋ねなおす。亜依を自分のモノにしていると言う感覚がうたかにそうさせているのかもしれない。
「ううんっ…そんな事…んっ…ないよ、亜依すごい…気持ち良いよ…」
休みなく受けつづける快感のせいで言葉に詰まりながらも亜依ははっきりとそう言った。
うたかはそれを聞いて内腿を愛撫していた手を亜依のショーツに這わせた。あまり飾り気のない、真っ白なショーツに包まれたそこは布越しでもハッキリとわかるほど熱を帯びていた。
「亜依のここ…すごく熱くなってるよ…」
うたかはそこに優しく触れながらそう言う。
「…だって…なんか勝手にそ…はんっ…なっちゃうんだもん…」
うたかのそこを触る手は段々と力がこもり、はっきりと愛撫とわかるような動きになって行く。指から伝わる亜依の体温がとても心地よい。そして執拗にその中心を撫で続ける。すると指先が湿り気を感じるようになっているのにうたかは気がつく。
(亜依のここ…濡れてる)
うたかはショーツの隙間からそこに手を差し込む。まだ、細い僅かな恥毛によって隠されたそこはしっとりと潤んでおり、同時に熱っぽくなっていた。人差し指と中指を使ってそこを撫で上げる。
「あっ…やあっ…うた…あっ!…んっ!」
亜依は今までとは少し違う、力の篭った声を上げる。うたかを抱きしめる腕に力がギュッと入る。
「亜依のここ濡れてるよ…」
うたかは撫で上げる速度を落とさないで亜依に言う。
「だって…あんっ!…んー…気持ち良いよぅ…んっ!」
うたかは亜依の突起をあまり強くし過ぎないように軽く刺激する。もうそこは充分に熱を帯びていた。
「あっ…んっ、んっ、あっ…な、なんか・…っ!怖いよぅ…」
うたかは亜依の全てが見たくなりショーツの両脇に手を掛ける。ゆっくりと引き降ろそうとする。亜依は次々と押し寄せる始めての快感の為にボンヤリとした目でそれを見つめているが、うたかのやりたい事が分かったらしく、抵抗することなく腰を持ち上げる。程無く、亜依は生まれたままの姿になった。
「亜依…」
「あんまり見たら恥ずかしいよう…」
うたかは亜依がそう言っても、亜依の身体から視線をそらすことが出来ない。両足に手を掛け、開く。
「…ぅあっ!…」
亜依のそこがうたかの視線に直接さらされる。亜依は羞恥心で顔が真っ赤になってしまい自分の顔を両手で覆ってしまう。
うたかはゆっくりと自分の唇をソコに近づけ、キスをした。その感触に気がつき、亜依がそっと両手を顔から離し、視線をうたかに移す。
「…あっ…うたかくん…そんな…やだよ…」
うたかは亜依の言葉には反応せず、一心にソコを刺激しつける。亜依も最初はそれかた逃れようとうたかの頭を両手で抑えてはいたが、刺激が続くにつれてその快楽に圧倒され、ただ感じる事しか出来なくなっていた。亜依の熱っぽい両足の間にあるソコに鼻先を突き出し、まだうっすらとしか生えていない恥毛を書き分け、舌先でうっすらと滲んでいる亜依の愛液をすくい上げる。
「んっ…ふふぅ…っ!」
亜依の身体が震える。うたかは舌だけでなく指をソコに添え、ゆっくりと亜依の中に埋めて行く。ゆっくりと、ゆっくりとうたかの指が亜依の中に埋れて行った。
「んっ…なんかヘンな…はんっ…」
亜依の中は初めてとは思えないほど充分に濡れ、熱を持っていた。うたかは気を抜けば押し戻されてしまいそうな程の圧迫感を感じながらも、着実に指を進めていった。
「亜依の中…もうすごい濡れてるよ…感じてくれてるんだね…」
「もう…なんかっ…わかんないよぅ…うたかく…あっ…ダイスキ…」
亜依の中に埋めた指をゆっくりと、亜依の気持ち良い場所を探すように動かす。
「ん…はぁっ…はぁ…んっ!んっ!んっ!…やぁっ!」
「ココ…気持ち良い?」
「そんなっ…わかんないよ…あっ!…」
腰はうたかの刺激に合わせて揺れ動く、そこの口からは愛液が溢れ出していた。うたかはそれを指ですくい上げ、亜依の目の前に出す。
「ホラ…こんなに」
「…んんっ…」
亜依は指先を見るが、快感のせいで視線が定まらない。うたかは亜依の唇の前に指を持っていく、亜依はそれを自然な動作で口に含む。亜依はうたかの指をしゃぶりつくように熱心に舐める。
「うたかくん…んはっ…あっ…せつないよぅ…」
(もう…いいかな…)
うたかは自分の中の昂ぶりが抑えきれない所まで来ているのを、さっきから意識していた。意を決して自分の下半身も露わにする。
「亜依…」
名前を呼ばれて、快感に目をつぶっていた亜依はうたかを見る。
「…あっ…」
亜依はそれを見て一瞬、動きが止まり…目を伏せ、そしてまた見る。
「亜依…行くよ…?」
「う、うん…」
うたかは亜依のソコから溢れている液を充分にすくいとり、自分に擦りつける。そして亜依のソコに自分を添え、片手で亜依の恥毛を挿入の邪魔にならないように掻き分ける。指で開かれたソコは既にうたかを迎え入れる準備は出来ているようだった。
うたかは亜依の少し不安そうな表情にわずかばかりの罪悪感を感じる。そしてうたかは自らの腰に少しだけ力を入れた。
「んはぁっ!」
亜依が顔を歪ませる。まだ先端が少し埋まっただけだ。うたかは亜依の表情を見るが、しかし自分でもここで止めることは出来ずにさらに力を込める。
「はんっ!いっ…痛っ…」
うたかの腕を握っていた亜依の手に力が篭る。うたかにはソレがどれほどの痛みなのか腕を通じて流れてくるような気がした。
(亜依…)
そして思わぬ圧迫感。うたかは自分で思っていたよりも亜依の中がずっと狭い事に気が付く。まだ3分の1も入ってないような状況だ。
「うたか…わかんないけど…痛いよぅ…」
亜依のギュッと閉じた瞳には堪えきれないのか小さく涙が浮かんでいる。
「亜依…痛いのか?」
うたかはそんな間抜けな事しか聞いてやれない。亜依も望んだとは言え、自分が亜依の苦痛の元を作っているのだ。
「ううん、大丈夫。ガマンするから…続けて…」
しかし、うたかがが再び自分に力を入れると亜依は悲痛な声を上げる。
うたかは自分の昂ぶりと亜依のこぼれ落ちそうな涙、両方が頭の中で数瞬の間せめぎあいをする。そして答えを出す。うたかは自分を亜依の中をこれ以上、傷つけないようにそっと引き抜いた。
「…はぁっ…ん、うたか…くん?」
「ねぇ…」
うたかは亜依の瞳を見つめてゆっくりと話し出す。
「うたかくん…やめちゃうの…?」
「うーんと…」
うたかはなんと声を掛ければ亜依を傷つけないで済むのか考え、ゆっくりと言葉をつむぎ出す。
「大人になるのは、もっとゆっくりでもいいんじゃないかなって」
うたかは亜依の頬にそっと手を添える。
「そう、思うんだけど」
亜依はその言葉を聞いてボロボロと涙をこぼす。
「ごめんなさい…亜依がまだ子供だから…」
「ううん、全然そんなこと無いよ」
と、言ってうたかは亜依のソコにそっと手を伸ばし、何の躊躇もなく、中に指を入れる。
「ふっ…あっ、あんっ!」
「それに亜依を悦ばす事を止めた訳じゃないしね」
うたかは亜依の中で指をさっきよりはずっと強く、亜依の悦ぶ場所を的確に刺激しつづける。同時に胸の蕾を口に含み、わずかに汗の味のするそれを舌先で転がすように舐める。亜依はさっきまでの調子とは一転した強い感覚に一気に感情が昂ぶって行く。
「あっ…やだっ…うたかく…はぁんっ…急に…」
「ねぇ、気持ち良い?」
「うんっ…やぁもう…頭がおかしくなり…っだよ…はんっ…」
うたかは亜依の口調から亜依が感情の極みに確かに近づいているのを確信する。そして愛撫を続ける手は緩めない。
「やっ…なんかっ…変だよっ…頭が、怖いよっ…ああっ…」
亜依の身体が小刻みにゆれている。うたかは亜依の耳元でそっと、
「亜依、愛してるよ。僕に任せて…」
と、呟き、もはや熱いほどになった耳たぶにそっとキスをする。
亜依はソレを聞いて感極まったように涙が溢れ出す。
「うたかぁっ!うたかぁっ!…亜依も愛しっ…うたかくっ…あぁっ…」
うたかは親指の腹で亜依の濡れ、充血したソコの突起を少し強めに押しつける。
「…うたかぁっ…ああああぁっ!!!…あんっ!」
亜依の身体が何度も痙攣した後、一気に力が抜けて行くのが判る。どうやら絶頂に達したらしい。うたかは亜依の身体を引きよせそっと抱きしめ、口付けをする。ゆっくりと亜依の唇を味わう為のキス。
「亜依…ずっと、大切にするからな…」
亜依もゆっくりと目を開きうたかに強くしがみ付くように抱きついてくる。
「うたかくん…亜依と…ずっと一緒にいてね…うたかくん…大好き…」
うたかは亜依の涙の跡をそっと舐める。そして亜依の頭をゆっくりと何度も撫でる。
「んっ…う…たか…くん…」
恐らく始めての事ばかりで疲れたのだろうか、じきに亜依は寝息を立て始めた。うたかはその寝顔を見て亜依への自分の愛情が溢れ出してくるのを実感する。
(絶対、絶対…俺が幸せにしてやるからな…)
うたかは亜依の天使のような寝顔を見ながらそう、心で誓った。

−−−終−−−

(以下、蛇足)

その日の夜半過ぎ、トイレに独りの人影が(トイレだから独りは当たり前であるが)。うたかである。

「はぁ、あんな事があった跡じゃ眠れないよ…しかも結局僕は何もしてなかったしなぁ、でもまさか亜依に『お口で…』なんていえねーしなぁ、うーん。いつになったら僕は亜依と結ばれるんだろう…はーあ」

と、独りでヌッキに励むのであった。ガンバレ!(笑)

モドル